山火事で被害を受けた岩手県大船渡市で、養殖ワカメが初水揚げされました。

 大船渡市の綾里漁港では山火事で焼けた木が海に落ち、養殖いかだの周りに流れ着いた影響で、予定よりも10日遅い水揚げとなりました。

 ワカメは湯通しされると、鮮やかな緑色に輝いていました。

漁師 大平秀男さん 「被災して同級生や知り合いの家が焼かれているなか、心は苦しいんですけども、ワカメを刈れたことにはほっとしていますね」

 ワカメの収穫は来週から本格化するということで、来月まで続きます。