19日の東京株式市場日経平均株価は、4営業日ぶりに値下がりしました。前日に比べて93円安い3万7751円で取引を終えています。

 外国為替市場で円高ドル安基調が一服したことから、午前中の日経平均は自動車など輸出関連株を中心に幅広い銘柄が買われました。

 上げ幅は一時200円を超え、節目の3万8000円台を回復する場面もありました。

 しかし、前日までに1000円以上、値上がりしていたことから、午後は利益確定の売りが広がり、下落に転じました。

 円相場は日本銀行の植田総裁の会見での発言を受け、売り買いが交錯しています。

 一時、今月5日以来、2週間ぶりに1ドル=150円台まで円安が進みましたが、その後は円を買い戻す動きが活発となり、午後4時現在、1ドル=149円台半ばで推移しています。