宮城県消防学校で卒業式が行われ、1年間厳しい訓練を積んだ97人が消防士としての新たな一歩を踏み出しました。

 宮城県消防学校の初任総合教育を卒業したのは、女性5人を含む97人の消防士です。 式では1人1人に卒業証書が渡され、豊嶋潤学校長が「地域住民に寄り添い、消防学校の卒業生としての誇りを胸に責務を果たしてほしい」と激励しました。

 卒業生代表午来直紀さん「県民の皆様の未来ある生活を守っていくことを固く誓い、これからもより一層精進してまいります」

 卒業生は2024年4月に入校し、寮生活を送りながら必要な知識や救助技能などを学んできました。

 卒業生「消防士としての熱い心意気もたくさん教えていただきました。皆様にしっかりと寄り添った救急隊になるよう頑張っていきたいと思います」「同期に支えられてここまでやってくることができました。これまで学んだことを生かして県民の皆様の力になれるよう頑張っていきたい」

 卒業生は20日から宮城県11の消防本部に配属されます。