岩手県大船渡市の山林火災で緊急援助隊として活動していた仙台市消防局の隊員が、19日に仙台市に戻りました。
2月26日、岩手県大船渡市で発生した山林火災では市の9%に当たる約2900ヘクタールが焼失し、平成以降で国内最大規模の山林火災被害となりました。
仙台市消防局では2月26日から緊急消防援助隊として現地入りし、これまでに延べ365隊1433人の隊員が活動に当たったということです。
9日の鎮圧宣言後も現地で活動していた13隊49人の隊員が、19日に仙台市に戻りました。
緊急消防援助隊山田敏夫「燃えている箇所が多方面にわたっていて、部隊を投入するということで困難があった。無事に事故無く隊員のけが等も無く全員戻ってこられたことをほっとしています」
仙台市消防局では、今回の活動を検証し山林火災への備えを強化することにしています。