前を走る車が車線変更。現れたのは、こちらに向かってくるヘッドライトでした。

 それは、ガソリンスタンドからの帰り道でした。目撃した男性は片側3車線の国道を栃木県から茨城県へ。県境に差し掛かった時、正面に見えたのがヘッドライトでした。

目撃した男性 「命の危機を感じました。(前の車が)車線変更した瞬間に見えるはずのないヘッドライトが見えたので」

 男性は向かってきた逆走車にパッシングとクラクションで警告。後続車には、ハザードとブレーキランプを小刻みに点灯させて異変を知らせました。

目撃した男性 「逆走!」 運転していた女性 「すみません。入ってきちゃって」 目撃した男性 「すぐUターンしてもらわないと」 運転していた女性 「はい。分かりました」 目撃した男性 「走ってきたら危ないでしょ」 運転していた女性 「はい、すみません」

 男性によると、運転していたのは60代くらいの女性。

目撃した男性 「だいぶ焦っておどおどしている感じでした」

 すれ違った後も心配していた男性。しかし、逆走した女性がUターンできたかどうか、バックミラーでは確認できなかったといいます。