奈良県橿原市で交際相手の4歳の長女を暴行し、死亡させたなどの罪に問われた被告に、奈良地裁は無罪を言い渡しました。
大阪府門真市の山下翔也被告(28)はおととし、交際相手の長女・田川星華ちゃんに何らかの暴行を加え、死亡させたなどの罪に問われていました。
検察側は懲役8年を求刑し、弁護側は無罪を主張しました。
19日の判決で奈良地裁は、星華ちゃんが「死亡直前に被告と2人でいた」という交際相手の供述には「大きな変遷がみられる」などと指摘。
星華ちゃんの死亡原因は、「被告の暴行以外の可能性が排斥されたとは言えない」と無罪を言い渡しました。