渡り鳥の飛来地として知られる宮城県栗原市と登米市にまたがる伊豆沼と内沼で、清掃活動が行われました。

 この取り組みは白鳥やマガンなどの渡り鳥の北帰行が完了したこの時期に毎年行われているもので、今年はおよそ600人が参加しました。

 伊豆沼と内沼は国際的に重要な湿地としてラムサール条約に登録されていて、沼周辺をきれいにしようと1981年からクリーンキャンペーンが行われています。

 参加者「伊豆沼周辺に色んな生き物が来て、ゴミも少なくて空気もきれいな観光名所になって欲しいですね」

伊豆沼・内沼環境保全財団 藤本泰文主任研究員「長く愛されてきた伊豆沼だからこそ、鳥たちにも私たちにとってもきれいな場所を残していきたいと思っております」

 沼周辺には空き缶やタバコの吸い殻などが捨てられていて、中にはタイヤなども確認されました。