2025年度予算案を巡って自民党と公明党の参議院幹部が会談し、暫定予算案の編成はせず、年度内の成立を目指す方針で一致しました。
自民党 松山参院幹事長
「充実した審議を引き続き行って、あくまでも年度内成立を目指していこうということで公明党さんと合意を致しました」
予算案が今月中に成立しない場合は暫定予算が必要となります。
野党側は石破総理大臣が商品券を配付した問題の影響で予算案の議論が不十分だとして、年度内成立にはこだわらず暫定予算案を組むように求めています。
与党側は国民生活に支障が出かねないとして今月中の成立を目指す考えで、29日と30日に審議を行うことも含めて調整を進めています。