韓国でも先週から大規模な山火事が各地で同時発生し、これまでに18人の死亡が確認されています。

 韓国で21日以降、南東部を中心に同時多発している山火事は、強風や乾燥の影響で消火活動が難航しています。

 25日夜以降、避難中に火事に巻き込まれるなどして高齢者を中心に14人の死亡が確認され、これまでの死者は18人となりました。

 焼失面積は1万7500ヘクタールに及び、2万3000人余りが現在も避難しています。

 韓国メディアは、今回の山火事のほとんどは溶接作業や草刈り中に散った火花などが原因の失火と推定されていると伝えていて、警察が捜査を進めています。