25日の宮城県は各地で気温が上昇し、ほとんどの地点で今季一番の暖かさとなりました。桜前線が近付いています。
全国的に南から暖かい空気が流れ込んだ影響で、各地で気温が上がりました。
最高気温は丸森23.0℃、名取22.9℃、仙台で22.4℃など19観測地点のうち18地点で今季最も高くなり、6月中旬並みの所もありました。
「とても走りやすい気候なので、絶好の走り日和だなと思って」「暖かくて最高ですね。公園遊びにちょうど良いです。気持ちも明るくなりますし、外に出たくなります」
中島秀太記者「白石城ではひと足早く十月桜が見頃を迎えています」
春と秋の2回、花を咲かせるという十月桜は例年より早い10日ごろから咲き始め見頃を迎えています。
「普通の桜と違って花びらの形も特徴的で、非常に美しいなと思いました」
柴田町にある仙台大学では、構内に植えられた早咲きのエドヒガンが24日に開花しました。暖かさで一気に開花が進み、25日午後には3分咲き程度にまで花が開いていました。
敷地内のため一般公開はしていませんが、このまま暖かい日が続けば今週末にも満開を迎えそうだということです。
宮城県では、黄砂の影響か遠くがかすむ様子も見られました。
26日は低気圧と前線が通過する影響により西風が強まる予想で、交通への影響に注意が必要です。