11日の日経平均株価は再び大きく値下がりし、一時、1900円以上下落しました。

 関税を巡るアメリカと中国の対立激化により、景気後退への警戒感が一段と高まり、アメリカの主要な株価指数がそろって下落したことが要因です。

 また、外国為替市場での急速な円高進行も影響しています。

 円相場は一時、1ドル=142円台をつけるなど、およそ半年ぶりの円高水準となっています。

 日経平均は今週、乱高下していて、市場関係者は「しばらく不安定な相場が続く」とみています。