宮城県消防学校で入校式が行われ、89人の若者たちが消防士への第一歩を踏み出しました。1年間、寮生活をしながら知識や技術を学びます。
宮城県消防学校に入校したのは、宮城県の11消防本部に採用された消防士89人です。女性消防士は、過去最多に並ぶ7人となっています。
入校式では、大内伸学校長が「岩手県大船渡市の林野火災など、大規模な自然災害が後を絶たない。宮城県民の期待に応え、安全安心を担う消防人として成長することを期待する」と激励しました。
入校生を代表して、仙台市消防局の阿部竜也さんが宣誓しました。
阿部竜也さん「消防の任務遂行に必要な知識技能の習得に、一意専念することを固く誓います」
入校生は、卒業まで寮生活をしながら災害現場で必要な知識や技術を学びます。
庄子花恋さん「女性だからこそ、女性や子どもの方々に寄り添える消防官になれると思っているので、頑張りたいと思っています」