石破総理大臣は物価高に対応するため、来月22日からガソリンの価格を1リットルあたり10円、重油や灯油については1リットルあたり5円、定額で引き下げるなどと表明しました。
ガソリン価格を巡っては、暫定税率の廃止に向けて与野党で議論を進めています。
石破総理は「暫定税率の扱いについて結論を得て実施するまでの間、足下の物価高にも対応する観点から定額の価格引き下げ措置を実施する」と述べました。
具体的には、ガソリンと軽油については1リットルあたり10円引き下げます。
また、重油や灯油は1リットルあたり5円、航空機燃料については1リットルあたり4円引き下げます。
1カ月の周知期間を置き、5月22日から実施します。
一方、電気とガス代についても、これからの猛暑に備えるため7月からの3カ月間、支援を実施すると表明しました。
引き下げの詳細については今後の燃料価格や電気料金の動向を見極め、来月中に決定するということです。