宮城県大衡村は、更新時期を迎え処分を検討していた公用車5台を全国の被災地で車の無償貸し出しを行っている日本カーシェアリング協会へ寄贈しました。
大衡村が寄贈したのは、いずれも公用車として10年以上使用し処分を検討していた小型トラックや乗用車など5台です。
解体して部品がリサイクルされ、買取価格がそのまま日本カーシェアリング協会に寄付されます。
1台約4万円の価値があり、約20万円の寄付が見込まれます。
小川ひろみ大衡村長「本当に一生懸命様々なご支援をしていることを拝見し、是非私たちの愛着を持った車がこれからも何かの形で応援になればと」
自治体が協会に車を寄贈するのは松島町に次いで全国2例目で、寄付金は協会が被災地で行っている車の無償貸し出しの活動資金に使われます。
日本カーシェアリング協会吉澤武彦代表「今回自治体から公用車を寄付いただくのは、非常に意義があること。車を寄付するという選択肢を是非頭の片隅に入れていただけたら」