コメの流通を円滑化するための政府備蓄米の放出に向けた、3回目の入札が始まりました。    23日午前10時に業者からの申し込みが締め切られ、3回目の政府備蓄米の入札が始まりました。

 これまでの2回と同様、大手の集荷業者が対象です。

 入札にかけられるのは2023年産のコメ10万トンです。

 今回落札される備蓄米は、転売による収益などを目的としないことを条件に卸売り業者同士での取引が認められます。

 備蓄米の流通状況が地域や取引先によって偏りがあることを改善するための措置だとしています。

 農水省は、7月まで毎月備蓄米を放出する方針で、高止まりしているコメの価格を引き下げることができるかが焦点です。