中国がアメリカから輸入する半導体関連製品の一部について、報復関税の対象から除外したとCNNが報じました。
CNNは25日、関係者の話として、中国がアメリカから輸入するメモリーチップを除く半導体関連製品8品目について、報復関税をひそかに免除したと報じました。
税関当局は、今回の免除について認識していないと回答したとしています。
中国メディアの財連社も25日、複数の関係者の話としてこの免除措置について報じましたが、その後、その記事は見られなくなっています。
中国政府が関税を免除した背景には、中国が力を入れるEV=電気自動車やAI・ロボット産業にアメリカの半導体製品が必要不可欠だという事情もあるとみられます。