川崎市の建物の解体工事現場で鉄骨が落下して作業員5人がけがをしました。

 28日午前9時40分ごろ、川崎区東扇島で「作業中に物が落ちてきた」と通報がありました。

 警察と消防によりますと、建物の解体工事で鉄骨が落ち、5人の作業員がけがをしたということです。

 クレーンで重い荷物を持ち上げる際に荷物をフックに掛けたり外したりする「玉掛け作業中だった」という情報もあります。

 午前11時半現在で、軽傷の3人と重傷の1人が救出されましたが、下の階に落ちたとみられる1人の救出活動が続いています。

 現場は、首都高速湾岸線の川崎浮島ジャンクションから南西に3.5キロほどの海沿いの工業地帯です。