バチカンのローマ教皇庁は28日、次の教皇を決める選挙「コンクラーベ」を来月7日に開始すると発表しました。
バチカンのローマ教皇庁は今月28日、ローマカトリック教会の高位聖職者である枢機卿の会議を開き、フランシスコ教皇の後継者を決める選挙「コンクラーベ」を来月7日に始めることを決めました。
コンクラーベは80歳未満の枢機卿が3分の2以上を1人の枢機卿が得票するまで投票を繰り返す互選の無記名選挙です。
投票権を持つ枢機卿は135人で、菊池功東京大司教(66)と前田万葉大阪高松大司教(76)もコンクラーベに参加する予定です。
投票はバチカンのシスティーナ礼拝堂で非公開で行われ、枢機卿たちは外部との接触を断たれます。
新しい教皇が決まると礼拝堂の煙突から白い煙が上がり、鐘が鳴らされます。
今月21日に亡くなったフランシスコ教皇の葬儀は26日にバチカンのサンピエトロ広場で執り行われ、約40万人の信者らが集まりました。