大学入学共通テストから一夜明け、受験生が自己採点をしました。
5教科7科目では、2004年以降で最低の平均点になるとみられています。
仙台市青葉区の河合塾仙台校には、朝から受験生が集まり、大学入学共通テストの自己採点に取り組みました。
河合塾では5教科7科目の平均点は文系で513点、理系で522点と去年を大きく下回ると予想しています。
これは5教科7科目が主流になった2004年以降、センター試験と共通テストを通じて最も低い点数です。
河合塾仙台校渡辺貴吉校舎長「学校の授業や問題演習ではあまり見たことがないような問題が出題されました。文章を読む量が多いので、これまで学校で学んできた知識と問題文を読んでそれを結び付けるところにすごく時間がかかる」
河合塾では、国語と数学の難易度が上がったと分析していて、特に、数学は問題文の量が増え、苦戦した受験生も多かったようです。
受験生「2日目の数学が前年に比べるとかなり難しくなったかなと思います。時間に対して問題が多くて、導入の文章が前年に比べると量が多かった」
「問題文の読む量が多くて、自力で誘導無しで考えなくてはいけないところが多くて、ちょっと難しかったです。二次試験で挽回できると思って頑張っていきたい」
新型コロナへの感染などで共通テストを受けられなかった受験生については、1月29日から追試験が行われます。
国公立大学の2次試験の前期日程は、2月25日に始まります。