宮城県では9日、新型コロナウイルスの感染者が新たに934人確認されました。5日の744人を190人上回り過去最多となりました。
新たに感染が確認されたのは、仙台市で過去最多の630人、石巻市37人、利府町23人、大河原町20人、名取市19人、白石市・多賀城市・大崎市・栗原市・富谷市で各17人、柴田町16人、塩釜市・村田町で各13人、登米市11人、蔵王町10人、亘理町9人、岩沼市8人、七ヶ浜町7人、気仙沼市6人、角田市・大和町が各4人、東松島市・松島町で各3人、涌谷町・美里町・女川町・色麻町で各2人、南三陸町1人、県外在住者4人の計934人です。
年代別では、20代が最多で174人、このほか10歳未満136人、10代127人、30代134人、40代158人、50代74人、60代50人、70代41人、80代・90代が各20人です。
仙台市で90代男女2人と80代女性1人の計3人の患者が死亡しました。
仙台市の高齢者施設で7人、塩釜市の障害福祉施設で12人の感染が確認され、それぞれクラスターが発生したと認定されました。
宮城県のまとめによりますと、9日午後1時時点で療養者は過去最多の5,715人で、内訳は入院180人、宿泊療養969人、自宅療養が過去最多の3,569人、入院・療養先の準備中・調整中699人、療養先調整中298人です。
確保病床の使用率は、宮城県全体で35.0%(119/511床)、重症病床は7.3%(4/55床)、仙台医療圏に限ると40.9%(135/330床)、重症病床は10.0%(4/40床)です。
宮城県が発表している7日現在のPCR検査等の実施状況は、5日1,834件(陽性608)、6日662件(陽性356)、7日2,917件(陽性7)、コールセンターへの相談件数は、5日756件、6日747件、7日976件となっています。