2021年2月、福島県沖で発生した地震により被害を受けた、宮城県の白石城の修復作業が14日から始まりました。

 2021年2月13日に発生した地震では、石巻市や亘理町などで震度6弱、白石市で震度5強を観測し、白石城では大手門や天守閣などの漆喰の壁に400カ所以上亀裂が入る被害が出ました。

 14日は午前9時ごろから資材の搬入や足場を組む作業が行われました。

 亀裂の入った壁をはがした後、漆喰の塗り直しが行われ、9月末の完了を予定しています。

 修復費用は約1億5000万円で、市民のほか全国から計300万円ほどの寄付が寄せられたということです。