アメリカがロシアに提示したとされる和平案について、ゼレンスキー大統領が拒否する姿勢を示しました。

ウクライナ ゼレンスキー大統領 「ウクライナはクリミア占領を承認しない。話すことは何もない」

 一部メディアで、アメリカは「ロシアのクリミア半島領有」を承認することを和平の条件としてロシアに提示したと報じられています。

 ゼレンスキー大統領は停戦交渉は進めるべきだとしつつも、クリミア占領は認めないと改めて強調しました。

 この翌日にはロンドンでウクライナやアメリカ、フランスなどの外相が集まり、アメリカの和平案を協議する予定でしたが、突如、アメリカ国務省がルビオ長官の欠席を発表。

 これを受けて他の国も外相の出席を取りやめたため、和平協議は閣僚抜きに格下げとなった形です。