GPS機器を利用して元交際相手の位置情報を無断で取得したとして、宮城県岩沼市の男がストーカー規制法違反の疑いで送検されました。この容疑での摘発は県内では初めてです。
警察によりますと岩沼市桜の会社員、我妻隆一容疑者(54)は1月、禁止命令に違反して元交際相手の50代の女性の勤務先付近をうろついたとして、ストーカー規制法違反の疑いで逮捕・送検されました。
その後の調べで、我妻容疑者が無断で女性の車にGPS機器を取り付け、位置情報を取得したことが分かったとして、18日までにこの疑いでも送検したということです。
警察によりますと、ストーカー規制法の改正で2021年8月にGPS機器の悪用が規制対象になってから、県内での摘発は初めてということです。