5歳から11歳を対象とした新型コロナワクチンの小児接種について、仙台市は25日から接種券を発送します。
これは22日に開かれた仙台市議会健康福祉委員会で報告されました。
市内では、6万3000人が小児接種の対象です。
ファイザー製の小児専用のワクチンが使われ、3週間の間隔をあけ2回接種する計画です。
仙台市ではワクチンの供給量が限られていることから、年齢ごとに接種券を発送し、2021年度中に12歳になる720人分は25日に、11歳になる9000人分は3月4日に発送します。
その後、年齢の高い順に発送し2021年度中に5歳までの発送を終える計画です。
副反応など子どもの体調変化に配慮が必要なことから個別接種のみで行い、小児科など市内90の医療機関が協力する意向を示しているということです。
予約は接種券が届き次第、それぞれの医療機関で可能になり、接種開始は3月上旬になる見込みです。