仙台市は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に関与したとして、姉妹都市のベラルーシ・ミンスク市との交流を見合わせることを決めました。
「軍事侵攻は許しがたい行為」などとした親書を14日にミンスク市長に送りました。
仙台市は1973年にミンスク市と姉妹都市提携を結び、50年近くに渡り交流を深めてきました。
しかし、ウクライナへの軍事侵攻で、ロシア軍がベラルーシ国内に拠点をつくるなど明白な関与があることから、仙台市は当面の間交流を見合わせることにしました。
また、仙台市はミンスク市のウラジミル・クハレフ市長に宛てた親書を14日に送りました。
親書では、軍事侵攻は国際社会の平和と安全を著しく損なう許しがたい行為と批判したうえで、ベラルーシが軍事侵攻に関与しないことを強く求めています。
仙台市は、欧米やアジアなど9つの都市と姉妹都市や友好都市を結んでいますが、交流を見合わせるのは初めてです。