仙台市青葉区で、80代の女性が自宅を訪れた男にキャッシュカードをだまし取られ、現金100万円を引き出される事件がありました。

 警察によりますと15日午後1時ごろ、青葉区の80代の女性宅に市役所や金融機関の職員を装った男から「医療費の還付金を受け取るためにキャッシュカードの交換が必要」などとする電話がありました。

 その後、金融機関の職員を装った男が訪れ、新しいキャッシュカードが届くまで、今のカードを封筒に入れて保管しておくよう求めました。

 女性が印鑑を取りに離れた隙に、男が事前に用意していた別のカード入りの封筒とすり替えたとみられ、キャッシュカードを盗まれたということです。

 女性の口座からは、既に現金100万円が引き出されていました。

 警察が特殊詐欺事件として捜査しています。