東日本大震災の津波火災の爪痕を残す、宮城県石巻市の震災遺構門脇小学校で開館式が行われました。
4月3日の日曜日から一般公開が始まります。
石巻市の門脇小学校は、東日本大震災で約1.8メートルの津波に襲われ、その後に流れてきた車や住宅から引火し、津波火災が起きました。
自治体が整備した震災遺構では、津波火災の爪痕を残す唯一の施設です。
30日に開館式が行われ、地域で犠牲になった人に黙とうを捧げるとともに、11年越しに整備された新たな震災遺構の門出を祝いました。
斎藤正美市長「巨大津波による火災の痕跡を忘れずに後世に伝えて、その恐ろしさを伝えていただきたいという思いで、多くの方々にご来場いただきたい」
一般公開は4月3日から始まります。