ベガルタ仙台の2021年度の最終決算は1億4000万円の赤字で、債務超過は2億6400万円となりました。
クラブは、増資によって2022年度中の債務超過の解消を目指します。
取締役会で報告された2021年度の決算は、1億4000万円の赤字でした。当初予算より2億円ほど圧縮されたものの、4期連続の赤字となりました。
クラブは、負債が資産を上回る債務超過の状態で、その額は2億6400万円となっています。規則では、もし2022年度も赤字で債務超過が増えた場合、ベガルタはJリーグのライセンスを失うことになります。
佐々木社長は2022年度中に債務超過を解消するため増資を実現したい考えで、具体的な額は明らかにしていませんが、26日の株主総会に増資の議案を諮るということです。
ベガルタ佐々木知廣社長「社員一丸となって(赤字幅を圧縮する)努力し、身の丈にあった増資額になってきたという認識。しっかりと最後の詰めをやっていきたい」