最大震度6強の地震から、16日で1カ月を迎えます。宮城県で被害を受けた住宅は7800棟を超え、被害額の合計は約248億円に上っています。

 県によりますと、3月16日に発生した地震で、15日正午時点で登米市と七ケ浜町で計2人が死亡し、106人がけがをしました。

 住宅被害は、これまでに28の市町村で計7887棟に上っています。

 1週間前に比べ2755棟増え、白石市、石巻市、塩釜市で初めて被害の報告がありました。

 また、県内の被害額の合計は約248億円に上っています。

 道路や港など公共の土木施設で72億円、農作物や施設などの農業被害が35億円などとなっています。