仙台市青葉区の西公園の花見会場で、焼きカキを食べた男女3人が食中毒の症状を訴えました。仙台市保健所は会場の出店が原因と断定し、店を4月25日から3日間の営業停止処分としました。
営業停止処分を受けたのは、花見会場で焼きカキなどを提供した宮城県内の業者「エムケーフーズ平塚食品」です。
仙台市によりますと、この出店で4月13日と16日に焼きカキを食べた20代の男女3人が下痢や嘔吐、発熱などの症状を訴えました。
3人は共通して焼きカキを食べていて、患者からノロウイルスが検出されたことなどから食中毒と断定しました。
3人は医療機関を受診し、いずれも快方に向かっているということです。
この店は、花見期間中の3月30日から4月20日に公園内で営業していました。仙台市保健所は、この出店を4月25日から3日間の営業停止処分にしました。
今年に入ってから、宮城県内の食中毒の発生は10件目です。