ブラジル南部で大きな火球が観測され、夜空が明るく照らされる様子をカメラが捉えました。

 ブラジル南部のリオグランデドスル州で23日夜、火球が夜空を尾を引きながら落下していく様子が観測されました。

 専門家によりますと、火球は隕石で、大西洋の上空で大気圏に突入した後、北東に移動して地上に落ちたとみています。

 この地域に落下した隕石としては過去最大の大きさだということです。

 専門家は隕石の破片が落ちた場所の特定を急いでいて、現地での調査も行う予定です。

 今回の火球は2020年以降で最も明るく、隕石が空中分解する瞬間には月の明るさを超えたということです。