震災の津波で被災した仙台市沿岸部に、温泉や飲食店を備えた複合施設がオープンしました。
若林区藤塚に完成した複合施設、アクアイグニス仙台では、午前9時半からセレモニーが行われ、関係者約100人がオープンを祝いました。
住民が集団移転した跡地を活用し、約3万4000平方メートルの敷地に、総事業費36億円で、温泉棟やレストラン棟などが整備されました。
地元の農産物を販売するマルシェのほか、レストランやカフェなど5店舗が東北初出店です。
仙台reborn深松努社長「ぜひこの施設で心の復興のお手伝い、未来への第一歩の活力のお手伝いをさせていただきたい」
アクアイグニス仙台では年間100万人の来場を見込んでいるということです。