19日に厚生労働省が承認した新型コロナの新たなワクチン、ノババックス製のワクチンについてです。
初回の配分で宮城県に入ってくるのは、50回分であることが分かりました。
これまでとは違うタイプのワクチンで副反応が少ないことから、県の担当者は安定的に供給されれば接種率の向上につながると期待していました。
厚生労働省が6日に都道府県へ出した通知によりますと、ノババックス製のワクチンは国内で生産され5月23日の週から2回に分けて各自治体に配送されます。
初回は全国で10万回分が配送され、宮城県内の割り当ては50回分だということです。
県の担当者は数が少ないことに懸念を示しながらも、継続的に一定の量が配分されれば伸び悩む3回目の接種率の向上や、アレルギー体質などで接種できていない人の受け皿になると歓迎しています。
そして、仙台市の担当者も接種を迷う人の選択肢が広がることで、接種率の向上につながればと話していました。