宮城の地元グルメを集めた自動販売機が、仙台市青葉区に登場しました。テイクアウト需要を取り込み、コロナの長期化で苦しむ飲食店を支援します。

 青葉区花京院にある国道45号沿いの駐車場。ここに県内の地元グルメを取りそろえた自動販売機が登場しました。牛たんの利久やラーメンのだし廊など、5つの会社の商品が並びます。

 鈴木奏斗アナウンサー「牛たんのハンバーグとソーセージを買います。冷凍された状態です。お店に行かなくても買えるということで非常に手軽ですね」

 この自動販売機を設置したのは、泉区にある自動販売機の販売・点検などを行う会社、パルサーです。

 コロナ禍で売り上げが落ち込んだ飲食店や食品会社を支援する狙いで、ひと月に100万円の売上を目標としています。

 利久外商本部伊藤剛久さん「自社だけだと販売エリアや拠点が限られてくるので、弊社で持っていない販売場所を持っている方とコラボ、一緒に取り組むというのが大事なことかなと、コロナになってからなおさら強く感じます」

 2022年中に県内に20台ほどの設置を目指していて、出品企業も焼き肉店や水産加工会社など50社ほどに増やしたい考えです。

 パルサー阿部章社長「アンテナショップ的に、商品を試し買いとか発信してもらって、そこから実際の店舗に行ってもらう、ECショップに行ってもらう、そういうつながりを作れたらなと」