ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナから宮城県内に避難してきた4人の女性とその家族が県庁を訪れ、感謝を伝えるとともに、日本で生活する上での支援を要望しました。

 県庁を訪れたのは、ウクライナから石巻市と仙台市に避難してきた女性4人とその家族です。

 4人はいずれも、ウクライナの中部や北部で暮らしていましたが、戦火が激しくなったことを受け、家族を頼って避難してきました。

 4人はまず、県の千葉隆政経済商工観光部長にこれまでの支援への感謝の気持ちを伝えました。

 その上で、日本で生活していく上での生活費や医療費の支援や衣類の提供、それに、言葉の面でのサポートなどを要望しました。

 石巻市に避難してきたイリナさんは「支援してくれる方がいるので、希望を失わず平和が来ることを祈っています」と話していました。

 要望に対し千葉部長は「市や町などと協力しながら県としても支援を行っていきたい」と応じていました。