5月12日のナイチンゲールの誕生日に合わせて、今週は看護週間になっています。宮城県庁ではラッピングバスの出発式が行われました。
ラッピングバスは、看護の仕事の魅力を若者に知ってもらおうと、日本看護協会が企画したもので、2022年は埼玉や福島を回って宮城にやってきました。
宮城県看護協会石井幹子会長「看護は人と接する仕事です。そして人の暮らしを感じることができる、そしてそこを支えることができる仕事です」
出発式で村井宮城県知事は「県民の命は看護職の皆さんのおかげで成り立っている」と話し、コロナ禍で奮闘する看護師を労いました。
県によりますと2020年12月の時点で人口10万人に対する看護師の数は、宮城県は907.6人と全国平均を100人以上も下回り、東北で最も少なくなっています。
県医療人材対策室では、若者へのPRとともに看護師が離職せずに働き続けられる仕組み作りや復職の支援などを通じて、人材を確保していきたいと話しています。