財務省の解体を求めるデモが全国に広がっていますが、ここにきて減税を巡る議論が与野党で浮上しています。

 止まらない物価高騰、不透明な経済状況のなか、財務省の前で消費税の減税などを訴える人々。財務省解体デモです。

 去年12月に始まったのですが、その後、SNSで拡散。

 実は今、大阪や名古屋、福岡でデモが行われるなど全国に広がっているのです。

 大手メディアも報じるようになり、石破総理大臣や加藤財務大臣もデモについて言及しました。

石破総理大臣 「国民の皆様方のご不満、お怒りというものがそういう形で体現されているということは、私どもは等閑視(無視や軽視)すべきではない」

加藤財務大臣 「こうした(デモが起きた)背景を十分、私どもも認識をし、またよくお聞かせをいただきながら、また私どもの考え方をしっかり説明させていただきたいと思っています」

 霞が関の財務省前から全国へと拡大した財務省解体デモ。盛り上がりが増す一方で疑問の声も…。

X(旧ツイッター)への投稿 「最近、色んな人が入ってきて意思統一できていない気がする」 「政治家に訴える方が効果的だと思う」

 果たして、不満や怒りをぶつける先は正しいのでしょうか。