南米チリで発生した巨大地震による津波が日本各地を襲った、1960年のチリ地震津波から5月24日で62年です。
41人が犠牲になった宮城県南三陸町では、町の職員が黙とうを捧げました。
南三陸町役場では、職員約50人名が正午の防災無線のサイレンに合わせて海に向かい黙祷を捧げました。
南三陸町佐藤仁町長「(南三陸町では)常に災害にちゃんと向き合うような心構えを持ち続ける必要があるんだろうと思います」
南米チリで発生したマグニチュード9.5の巨大地震で、旧志津川町には地震発生から23時間ほど経った5月24日の早朝、高さ5.5メートルの津波が襲い、41人が犠牲になりました。
町の生涯学習センターで開かれている資料展には、浸水した町の様子などを伝える約150枚の写真や新聞記事が展示されています。
訪れた人「(チリ地震から)50年60年を振り返って、あの時どうだったかはとっさには答えは出せない。それだけ(記憶が)薄れてきているのかな」
資料展は、29日まで開かれています。