震災の津波で被害を受けた沿岸部の防災林を再生しようと、仙台市の自動車販売会社が宮城県七ヶ浜町で保全活動を行いました。

 ネッツトヨタ仙台は2015年から若林区の荒浜地区や東松島市で防災林の再生活動を行っていて、これまでに約1万本のクロマツの苗木を植えてきました。

 24日に七ヶ浜町で保全活動が行われ、社員とその家族ら約100人が苗木を植樹したり、既に植えられている木が倒れないよう支柱を立てたりしました。

 社員「震災ですごい被害があったところなので、復興という意味でもこうしたボランティア活動がまたきれいな砂浜を作るっていうことで参加させていただきました」

 ネッツトヨタ仙台三浦勇治社長「防災林がもっともっと増えて多くの方が遊び来られる、きれいな海を見に来られる町になってほしいなと思いますし、そのお手伝いが出来たらいいなと思ってます」

 ネッツトヨタ仙台は、七ヶ浜町からの依頼を受けて町内にサクラやモミジなどを植樹する緑化活動にも取り組む予定です。