23日夜に開かれた岸田総理とバイデン大統領の夕食会では、宮城県名取市のジェラートが提供されました。
震災後、バイデン大統領が名取市を激励に訪れた際の縁で、今回の提供につながったとみられています。
23日の日米首脳会談後の夕食会で提供されたジェラートを作っているのは、名取市飯野坂にあるナチュリノです。
ナチュリノ鈴木知浩代表取締役「うれしさというより気が引き締まった。今回ジェラートを通じて少しでもお礼の気持ち、復興して頑張っている、自分たちも生きているとメッセージを伝えられたらすごくうれしい」
代表の鈴木知浩さんは、外務省から依頼を受けて色麻町の牛乳を使用したミルクやチョコ、抹茶の3種類のジェラートを届けたということです。
鈴木さんは東日本大震災が起きた2011年当時、アメリカの副大統領だったバイデン大統領が被災地の名取市を訪れた縁から、今回のジェラートの提供につながったとみています。
一夜明け24日はオープンと同時に多くの客が店を訪れ、にぎわっていました。
客「びっくりしましたね。でもこの味だったら認められても良いと思う。誇らしいですよね。名取市民としてうれしい」