宮城県石巻市牡鹿地区の十八成浜(くぐなりはま)海水浴場が震災の前の年以来、12年ぶりにオープンすることになりました。
石巻市の斎藤正美市長は13日の会見で、十八成浜海水浴場を7月16日から8月21日までの37日間開設すると発表しました。 牡鹿地区にある十八成浜海水浴場は、震災前は年間5000人ほどが訪れていましたが、震災の津波や地盤沈下で砂浜が流失するなど甚大な被害を受け、復旧工事が進められてきました。
復旧工事は2020年までに完了し、新たにバーベキュー広場やシャワー室などが整備されましたが、ここ2年は新型コロナの影響で開設を自粛してきたということです。
石巻市斎藤正美市長「多くの方々が海水浴に来ていただいて、石巻を更に発信する好材料にできればと思っています」
13日はこのほか、渡波、白浜、網地白浜の3カ所の海水浴場が、3年ぶりにオープンすることも発表されました。