29日は宮城県内では猛暑日となる見込みで、熱中症により一層の警戒が必要です。熱中症の危険性が高まると、2021年から運用が始まった熱中症警戒アラートが発表されます。このアラートが発表されたら、どのように行動すべきなのか取材しました。
熱中症警戒アラートは、気温や湿度が高く熱中症の危険が極めて高くなった場合に発表されるものです。
発表された場合、何をどうすればよいのか県の担当者に聞きました。
県健康推進課小原由美子保健師「いつもより強いメッセージだと受け止めていただきたい。自分から周りの人に声をかけてあげて、熱中症にならない行動に移すという呼びかけだと思ってほしい」
県の担当者は熱中症警戒アラートが発表された際は、熱中症予防のための行動をとってほしいと呼び掛けています。
県健康推進課小原由美子保健師「不要不急の外出を避ける。運動は原則中止ですね。エアコンを使うなどして涼しいお部屋にしていただくってことが大事です。水分の取り方は喉が渇く前に是非こまめに取っていただきたい」
高齢者や子どものほかにも、熱中症にかかりやすい人がいるとして注意してほしいと話していました。
県健康推進課小原由美子保健師「持病のある方とか、傷害をお持ちの方などが(熱中症に)かかりやすいと言われています。普通に暮らしていて、睡眠不足だったり疲れがたまっているような人も注意していただいた方がいいと思います」