気温が上昇する30日も電力需給がひっ迫すると心配されていましたが、東北電力管内では電力を確保できる見通しになったたため、経済産業省は電力需給ひっ迫注意報の発令を見送りました。

 東北地方は30日も気温が上がり、電力需要に対する供給の余力を示す予備率が5%を切る恐れがあり、電力ひっ迫注意報の発令が検討されていました。

 しかし、経済産業省は東北電力管内の30日の予備率は5%以上を確保できる見通しになったため、注意報の発令を見送りました。

 東北電力は、28日までの2日連続で注意報の事前情報である需給ひっ迫準備情報を出していて、無理のない範囲での節電を呼びかけていました。