宮城県内有数の菊の生産量を誇る南三陸町でお盆に向けた出荷作業が最盛期を迎えてます。

 南三陸町志津川の及川博喜さんのビニールハウスでは10種類ほどの菊が栽培されていて、4日も早朝から、仏壇やお墓に供える花を摘み取る作業が行われました。

 7月の大雨ではハウスが10センチほど浸水しましたが、菊の生育に影響はなく、良質な花ができたということです。

 及川博喜さん「お盆というのは先祖が家に戻ってくると言われているので、菊を仏壇に添えていただいて華やかに迎え入れてもらえればなと思います」

 出荷のピークは8月13日までで、今年は去年より3万本多い13万本が仙台や東京に出荷されます。