宮城県で3日、新たに1636人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。また患者2人の死亡が確認されました。
感染が確認されたのは仙台市が690人、仙台市以外が946人で、宮城県全体で1636人です。このうち、抗原検査キットや無症状者向け無料PCR検査で陽性となり、陽性者サポートセンターに登録した人は184人でした。
年代別の感染者は、10歳未満275人、10代259人、20代212人、30代217人、40代272人、50代150人、60代112人、70代68人、80代44人、90歳以上27人となっています。
宮城県の土曜日の感染者は、7月23日2208人、30日2948人、8月6日3035人、13日3182人、20日4782人、27日2561人と推移していて、9月3日は1636人と前週より925人少なくなりました。
また、入院患者の70代男性1人と療養患者の80代女性1人の死亡が確認されました。県内の死者は累計で315人になりました。
全数把握の見直しに伴い、市町村別の感染者数は、重症化リスクが高いとして保健所に発生届が出された分だけが公表されています。大崎市17人、名取市16人、亘理町11人、栗原市11人、塩釜市11人、石巻市11人、岩沼市10人、多賀城市8人、登米市8人、松島町7人、丸森町7人、美里町5人、東松島市4人、利府町4人、気仙沼市3人、富谷市3人、加美町3人、大和町3人、村田町2人、大郷町2人、角田市2人、蔵王町2人、山元町2人、涌谷町1人、大衡村1人、七ヶ浜町1人、南三陸町1人です。仙台市は発表していません。
クラスターは5件発生しました。各施設でこれまでに確認された感染者は、大崎市の障害福祉施設で23人、大崎市の高齢者施設で22人、大崎市の医療機関で20人、石巻市の医療機関で14人、栗原市の障害福祉施設で7人となっています。
確保病床の使用率は、宮城県全体で52.8%(306/579床)、重症病床18.2%(10/55床)、仙台医療圏に限ると48.0%(191/398床)、重症病床は15.0%(6/40床)となっています。
宮城県が発表している2日現在のPCR検査等の実施状況は8月29日4074件(陽性3134)、30日2862件(陽性2546)、31日2614件(陽性2084)、9月1日2327件(陽性1854)、コールセンターへの相談件数は8月29日1180件、30日970件、31日989件、9月1日815件となっています。