幼い子どもを中心に手足や口に発疹ができる手足口病の患者数が、宮城県で今シーズン最多を更新しました。
手足口病は、主に5歳以下の乳幼児の間で流行する感染症で、発熱や食欲不振のほか、口の中や手足に2ミリから3ミリの発疹が出ることが特徴です。
県によりますと、11日までの1週間の患者数は1医療機関当たり12.34人と前の週より1.86人増え、今シーズン最多を更新しました。
保健所別では仙南が最も多く19.75人、次いで石巻が15.75人、大崎が13.00人などとなっています。
県は、食事の前やおむつ交換の後のこまめな手洗い、タオルの共用を避けるなど感染対策を呼び掛けています。