渡り鳥の越冬地として知られる宮城県北の伊豆沼で、17日朝、冬の渡り鳥のマガンが飛来しているのが、今シーズン初めて確認されました。
17日午前8時半頃登米市の水田に6羽のマガンが飛来しているのを、県伊豆沼・内沼環境保全財団の職員が見つけました。
その後水田を飛び立ったマガンは伊豆沼に移動し、さらに2羽が加わり羽を休めているのが確認されました。
マガンの飛来の初確認は2021年より1日遅く平年より3日早いということです。
マガンはおよそ4000キロ離れた極東ロシアから飛来し伊豆沼周辺などで冬を過ごします。
県伊豆沼・内沼環境保全財団嶋田哲郎研究室長「これからドンドンと数が増えていって10月の下旬、11月上旬にはピークを迎えると考えられます」
伊豆沼・内沼周辺には10万羽を超えるマガンが飛来し、10月上旬にはハクチョウも飛来するということです。