仙台市は、津波警報などが出された際、沿岸部にいる人に上空から避難を呼びかける自動運行のドローンを10月から本格的に運用します。
仙台市が本格運用を始めるドローンは、宮城野区の南蒲生浄化センターの屋上にある基地に待機していて、津波警報などを伝えるJアラートの信号を受信すると自動で飛び立ちます。
ドローンは2機使用し、宮城野区と若林区の沿岸部を上空約50メートルの高さで飛びながら、サイレンや音声で避難を呼び掛けます。
飛行ルートは、基地から北に往復約7キロ、南に往復約8キロの範囲で、5分ほどで基地に戻ります。
仙台市は10月17日から本格的に運用し、ドローンを使った避難訓練も予定しています。