かつて食味日本一に輝いたササニシキの復活に取り組む宮城県白石市で、おいしさをPRしようと新米の試食会が開かれました。
試食会には白石市の観光関係者など25人が参加し、地元の食材を使った煮物などとともに炊き立てのササニシキを味わいました。
参加者「さらっとして食べやすいので、いくらでも入りそうな感じです」「米の主張が強いお米ではないので、こういった食材と合わせていただくと本当にお互いが引き立つというかすごくおいしく食べられるので」
あっさりとした食感が特徴のササニシキ、
新米をシャリに使った寿司も振る舞われました。
野口ちひろアナウンサー「粘り気が少なくて口の中でほろほろっと崩れる食感が、お寿司にぴったりです」
白石産のササニシキは1989年に食味調査で日本一を獲得しましたが、1993年の大冷害以降、作付け面積が大きく減少したため、市内の農家が6年前にプロジェクトを立ち上げ復活を目指しています。
新米は食味・収穫量ともに良好ということです。
白石産ササニシキの新米は、市内の農産物直売所おもしろいし市場で販売しています。