宮城県栗原市で見つかった死んだマガンから、今シーズン初めて鳥インフルエンザが検出されました。今後、病原性が高いかを調べる遺伝子検査が行われます。
県によりますと、4日に栗原市内で見つかった死んだマガンを簡易検査で調べたところ、A型の鳥インフルエンザの陽性反応が出ました。
病原性が高いかを調べるため県は5日、国立環境研究所に検体を送り遺伝子検査にかけられます。遅くとも来週には結果が出るということです。
病原性が高い鳥インフルエンザが検出されれば今シーズン初めてで、2021年2月に仙台市泉区のオオハクチョウで確認されて以来になります。
県は、今回のマガンが見つかった栗原地域で野鳥の監視パトロールを強化することにしています。